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  • [補聴器の選び方]難聴と補聴器の効果 2010/05/03
  • 補聴器は、つけたからといって完全に聴力がもどるものではありません。あくまでも残っている聴こえを補う機器なので限界があります。だからこそ残っ ている聴力を生かすのに適した機種を選び、一人ひとりの聴力に合わせて適正に調整される必要があります。その上で、道具としての限界を理解 して上手くお使い頂ければ、と思っています。 ここでは、難聴の種類とそれぞれについて補聴器の効果をご説明します。 耳の機能は大まかに、音を物理的に神経に伝える部分と、その音を拾って電気信号に変換し脳に送る部分に分かれます。難聴の原因となる障害がどこにあ るかによって難聴の種類が異なります。 ・音を電気信号として脳に送る...続きを読む→

  • [補聴器の選び方]難聴とダイナミックレンジ 2010/05/03
  • ● ダイナミックレンジとは 聞き取れ る最も小さい音の大きさを「最小可聴閾値」と呼びます。これより小さい音は聞こえません。 また、快適に聞き取れる最も大きい音の大きさを「最大快聴閾値」と呼びます。これより大きい音はうるさく感じます。 それぞれ 個人差があり、最小可聴閾値〜最大快聴閾値をダイナミックレンジと呼びます。 ●感音難聴のダイナミックレ ンジ 難聴にな ると最小可聴閾値が上昇しますが、感音難聴の特徴として最大快聴閾値が下降することがあります。 つまり、大きい音でないと聞こえないが、健聴者にとってはそれほどうるさくない程度の音でもうるさく感じる、ということに...続きを読む→

  • [補聴器の選び方]リニア/ノンリニア増幅 2010/05/03
  • ● 補聴器の増幅 補聴器の 増幅幅を決める方式として、大きく2種類「リニア」と「ノンリニア」があります。 難聴の状態に合った方式を選ぶのが望ましいと思います。 ・リニア 入力音の大きさに関わらず、すべての音を同じだけ増幅します。一般に伝音難聴に適合します。 ただし、大きくしすぎると耳を痛めるため、出力制限で抑えます。 アナログ補聴器の多くにみられるPC(ピークカット)という出力制限の方式は波形の突出した部分をカットするため、大きめの音が入ってきたときには歪んだ り割れたりすることがあります。 [caption id="attachment_653" a...続きを読む→

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