当チャンネルでの話し方は聞き取りにくくなりがちで申し訳ないです。
その上でですが、感音性難聴者にも聞き取りやすい話し方のポイントについてお話ししてみました。

・ゆっくり話す
早口で話すと音の区別が難しくなるため、ゆっくりと話すことが大切です。
言葉と言葉の間に少し間を置くことで、聞き取りやすくなります。
・はっきりと発音する
口をしっかり動かして、はっきりと発音します。
特に母音を意識して、クリアな発音を心がけましょう。
・顔を向ける
話す時は相手の顔を向け、口の動きが見えるようにします。
表情やジェスチャーも加えると、さらに理解しやすくなります。
・静かな環境で話す
背景の騒音が少ない静かな場所で話すようにします。
テレビやラジオなどの音を消して、周囲の雑音を減らしましょう。
・適切な声の大きさで
大きすぎる声は逆に聞き取りにくくなることがありますので、通常の声の大きさで話します。
相手に聞こえにくいと感じたら、少しだけ声を大きくしてみましょう。
・簡単な言葉を使う
難しい言葉や専門用語は避け、簡単で分かりやすい言葉を使います。
長い文章は避け、短く区切って話すと理解しやすくなります。
・補助的な手段を利用する
補聴器やループシステム、FMシステムなどの補助器具を使うことも有効です。
テキストやメモなど視覚的な補助も役立ちます。

【実際の会話での例】
例えば、感音性難聴の方と会話する際に、次のようなことに気を付けると伝わりやすいと思います。
話す前に相手の名前を呼び、注意を引く。
「今から大事な話をしますね。」など、これから話す内容を予告する。
要点を強調しながら、「明日、午後3時に会いましょう。」など、重要な情報は繰り返し伝える。
もし聞き取れなかった場合には、別の言い方で伝え直す。「明日」と聞こえにくかったら、「次の日」と言い換える。