【補聴器情報 補聴器新時代?! スマホと連動してできること その4】

こんにちは、補聴器センターめいりょうグループです。

便利で使い勝手の良い最近のスマートフォンのアプリ。
その中には、聞こえの助けになるアプリなんていうのもいくつかあります。
主にiPhoneやandroidで簡単にダウンロードすることができ、イヤホンがあればスマホを集音器のように使えるというのですが…。
実は、こうしたアプリは使い方を間違えると、難聴が進んでしまうことにもなりかねません。
そのため補聴器とアプリは何が違うのかをきちんと理解した上で、アプリの活用方法を考えることが重要です。

●補聴器とアプリの違い
一番大きな違いとしては、補聴器は「管理医療機器」として、薬事法の規定に基づいた承認を受けているということ。
アプリはそうした承認を受けていないため、分類としては集音器と同じ音響機器になります。

聞こえを改善するためには、ただ音を大きくすればいいというわけではありません。
集音器アプリでは、難聴者に必要な性能がすべて揃っていないことにより、必要以上に音を大きくして耳を痛めるなど、健康被害が生じる危険性があります。
一方、補聴器は、聞こえが低下してきた人や難聴者を対象につくられた医療機器。
主に音を集めて大きくするアプリと異なり、補聴器はこういった健康被害を防ぐための機能を有しているのです。

また、高度な調整機能によって、一人ひとりの聞こえに合わせて音を調整することができるのも補聴器ならではの利点です。

●アプリのメリットデメリット
アプリは1カ月数百円または無料のものがあるなどお手頃な価格で、しかもダウンロードすればすぐに使えて便利なのが大きなメリットです。
しかしアプリは基本的に音を増幅して聞き取りを良くするもの。
周囲の音をすべて拾う上、会話の妨げとなる騒音や大きな衝撃音を抑制したりなど、音の大きさや音質を事細かく調整することはできません。
調整されていない音を大音量で聞き続けると、難聴が進行する原因になりかねないので、長時間の使用は避けるなど注意が必要となります。

このようにアプリと補聴器は根本的に性質が異なるため、アプリを補聴器代わりとして日常的に使用することはおすすめできません。
ただし比較的静かな屋内であれば会話音だけが増幅されるので、聞き取りやすさを感じることもあるでしょう。
補聴器の急な故障や電池切れなどの緊急時に備えて、アプリをダウンロードしておくと便利なこともあるかもしれません。

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