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- 【動画】補聴器の増幅方式について 認定補聴器技能者試験問題(過去問)に関する考察(6)
2024/08/22
補聴器の増幅方式についてお話ししています。
コンプレッションとは?
コンプレッションは、補聴器において非常に重要な機能の一つです。具体的には、入力された音声信号を特定の範囲内に抑える技術であり、特に大きな音が耳に入るのを防ぐために使われます。
コンプレッションの役割
補聴器を使用する方は、通常の会話音などは聞こえにくく、大きな音が突然入ると耳に負担がかかることがあります。このため、コンプレッション機能は次のような効果を発揮します。
大きな音の制御: 突然の大きな音や騒音が耳に入るのを防ぎ、快適な聞こえを提供します。
音のバランス調整: 小さな音は増幅し、大きな音は抑制す...続きを読む→
- 【動画】補聴器を着けると元の聞こえが悪くなる?良くなる?
2023/07/27
普段ご質問いただくことのある、補聴器を着けることによる聴力に対する影響のお話をしています。
・補聴器をつけることで耳が悪くなるのか?
・適切な補聴器の調整方法は?
・長期間の使用で聞こえ方の感覚は変わるのか?
これらの疑問とともに、補聴器の正しい使用法や利用を始めるベストなタイミングについても触れています。
補聴器に関する不安や疑問をお持ちの方は、ぜひご視聴ください!
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- 【動画】結局補聴器は何をしてる?多機能の補聴器がやろうとしていることとは?
2023/04/14
補聴器は、聴覚障害のある方がより良い音の聞こえを実現するための補助装置で、基本的には音を増幅する医療機器です。
ただ、聴覚障害のある方にとっては単純に音を増幅するだけではご使用に耐えないので、色々な調整が可能で、多くの機能を持っています。
代表的な機能は以下のようなものです。
・デジタル信号処理 - 音を自動的に調整して、聞きやすくする
・ノイズリダクション - 周囲の騒音を低減する
・自動プログラム切り替え - 環境に応じて自動的にプログラムを切り替える
・周波数の調整 - 特定の周波数帯域の音を増幅することができる
・Bluetooth接続 - スマートフォンや音楽プレー...続きを読む→
- 【動画】補聴器に調整が必要な理由
2022/10/13
補聴器は一人ひとりに合わせた調整が必須だというお話はよくさせていただいていおりますが、その理由(の一部)をお話しさせていただいております。
今回も大まかな雰囲気でお話ししていますので、お気軽にご覧ください。
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- [補聴器の選び方]難聴とダイナミックレンジ
2010/05/03
● ダイナミックレンジとは
聞き取れ る最も小さい音の大きさを「最小可聴閾値」と呼びます。これより小さい音は聞こえません。
また、快適に聞き取れる最も大きい音の大きさを「最大快聴閾値」と呼びます。これより大きい音はうるさく感じます。
それぞれ 個人差があり、最小可聴閾値〜最大快聴閾値をダイナミックレンジと呼びます。
●感音難聴のダイナミックレ ンジ
難聴にな ると最小可聴閾値が上昇しますが、感音難聴の特徴として最大快聴閾値が下降することがあります。
つまり、大きい音でないと聞こえないが、健聴者にとってはそれほどうるさくない程度の音でもうるさく感じる、ということに...続きを読む→
- [補聴器の選び方]リニア/ノンリニア増幅
2010/05/03
● 補聴器の増幅
補聴器の 増幅幅を決める方式として、大きく2種類「リニア」と「ノンリニア」があります。
難聴の状態に合った方式を選ぶのが望ましいと思います。
・リニア
入力音の大きさに関わらず、すべての音を同じだけ増幅します。一般に伝音難聴に適合します。
ただし、大きくしすぎると耳を痛めるため、出力制限で抑えます。
アナログ補聴器の多くにみられるPC(ピークカット)という出力制限の方式は波形の突出した部分をカットするため、大きめの音が入ってきたときには歪んだ り割れたりすることがあります。
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