【難聴コラム 加齢性難聴は予防できるの?】
こんにちは、補聴器センターめいりょうグループです。
年齢と共に聞こえが低下する加齢性難聴。
年をとって耳が聞こえづらくなるのは仕方のないこと…そう思ってあきらめていませんか?
しかし「聞こえづらさ」を感じたときにどう対応するかで、その後の聞こえは大きく変わることがあります。
そのため、日々の生活習慣を見直し、難聴を予防したり進行を遅らせたりするように努めることはとても大切です。
今回は、聞こえの低下を感じたときの対応や、難聴を予防する方法について考えてみます。
●聞こえづらいと感じたら…
聞こえの低下を自身で感じたり、家族や友人からの指摘で気づいたりした場合は、そのまま放置せず、まずは耳鼻咽喉科を受診するようにしましょう。
補聴器の装用をすすめられた場合は、難聴が進行する前の早めの段階で補聴器を着けることが大切。
耳から入ってきた音の情報を分析する脳の回路は、常に刺激されていないと次第に働きが悪くなってしまうため、補聴器を使って十分な音を入れていく必要があるのです。
●難聴にならないために 普段の生活でできること!
加齢性難聴は、老化現象の一種なので、生活習慣を正して老化を遅らせましょう。
また大音量で音楽を聴くといった加齢以外の原因で聴力が悪化しないようにも注意したいですね。
• 生活習慣の見直しで難聴を予防
加齢性難聴を予防するには、耳の血流障害を防ぐことが重要です。
そのために必要なのは、規則正しい生活と適度な運動、ストレス発散、そしてバランスの良い食事です。
野菜とタンパク質の多い食事で、血圧や血糖、コレステロールの管理を心がけてください。
また喫煙は血管を縮める作用があり、血流が悪くなる要因となるため、注意が必要です。
• 耳にやさしい生活
大音量で長時間テレビを見たり、音楽を聴いたりするのは、言うまでもなく耳に良くありません。
どうしても騒音下に身を置かなければならないときは、耳栓をするなどして耳を守るようにしてください。
特に最近は在宅で仕事をする機会が増えている人も多いと思います。
オンライン会議でイヤホンやヘッドフォンを使用する際は、耳への刺激が少ないものを使用する、また会議が終わった後は、静かな環境下で耳を休ませる時間をつくるなどして耳をいたわりたいものです。
日々のちょっとした心がけが難聴の予防につながっていきます。
今日からできることを始めていきましょう!
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