【補聴器エピソード 「おしゃべりがしたい!」と思える場に】
私たちは、補聴器専門店のスタッフとして、常にお客様のより良い聞こえを追求しています。
私たちがお仕事をしている中で、何よりうれしい瞬間は、今まで聞こえないとおっしゃっていたお客様が補聴器をつけて聞こえを取り戻された瞬間に立ち会えたとき。
日々の接客の中で、思わずスタッフも驚いた、感動した…などのエピソードをご紹介いたします。
補聴器センターめいりょうへ来られるお客様はたくさんおられますが、その目的は実にさまざま。
補聴器の購入を考えているほか、補聴器の調整、点検・クリーニングなどの定期的なメンテナンス、電池の購入などが来店の目的として挙げられますが、そのほかにもう一つ隠れた来店理由があります。
それは「おしゃべりがしたい!」ということ。
あるおばあちゃんは、こうおしゃっていました。
「ボケないために大切なのは、歩くこととおしゃべりをすること! だから補聴器の調整に来たときはちょっとだけおしゃべりさせてね。誰かと会話をするためには、まず人の話を聞かなきゃいけないでしょう? だからちゃんと聞こえるようにしておかないとって補聴器をつけるモチベーションにもなるのよ」
また熱心に補聴器の調整に来られていた男性の方もいました。
その方は、80歳のお誕生日に3人の娘さんから補聴器をプレゼントされて装用するように。
補聴器を購入される際は、娘さんが3人ともお父様と一緒に来店され、どの補聴器がいいかを、それは賑やかに楽しそうに選ばれていました。
補聴器を使うようになってからは、調整のため一人で定期的に来店。
ところが、ある日を境にぱったりと姿を見せなくなったのです。
するとしばらくして娘さんから電話が…。
お父様はある日突然倒れ、そのまま帰らぬ人になったことを知りました。
「補聴器を使っていたのはわずか半年。でも父にとってはとても有意義な時間だったと思います。会うと父はいつも、次はいつ補聴器の調整に行くかをすごくうれしそうに話していました。きっと、皆さんとお話しするのが楽しかったのでしょうね。とても感謝しています」
ちょっとした何気ない会話でも、人と話すことで元気になったり、前向きになったり、毎日の生活が楽しくなったりすることがありますよね。
またお客様との雑談は聞こえを確認する上でも大切になることがあります。
だから、困っていることを相談しやすい、話しやすい雰囲気があるというのは、補聴器店にとってすごく重要な要素なんだと改めて実感しています。
特に補聴器は買って終わりではなく、調整やメンテナンス、買い替えなど、その関係はずっと長く続いていきます。
「しゃべりたい!」「次に行く日が楽しみ!」そう思って通い続けてもらえるように、私たちはいつも笑顔でお客様をお迎えしたいと思います。
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