【補聴器用語 オープンフィッティングって何?】
【補聴器用語 オープンフィッティングって何?】
こんにちは、補聴器センターめいりょうグループです。
突然ですが皆さんは「オープンフィッティング」という言葉をお聞きになったことはありますか?
オープンフィッティングとは、耳穴をふさがずに補聴器を使って聞こえるようにする調整方法のこと。
最近発売される補聴器は、このオープンフィッティングが可能なのものが増えています。
オープンフィッティングの補聴器とは、従来の補聴器とどこが違うのでしょうか。
補聴器を使いたくない理由の一つに、耳栓をされているような閉塞感があります。
特に、加齢による軽度の難聴の場合は低域の音は聞こえるけれど、高域の音だけが聞こえにくくなります。
そのため、補聴器で耳の穴を塞いでしまうと、耳が詰まったように感じられ、自分の声がこもったように聞こえる、さらに食べ物を噛む音が大きく響くなど不快感が強くなるようです。
そこで、考案されたのが、オープンフィッティングです。
●オープンフィッティングの特長
オープンフィッティングは、耳をふさいでいる圧迫感や閉そく感を解消するため、耳穴付近の外耳道をふさがないようになっています。
補聴器本体や耳栓の部分に穴があいているのが大きな特徴です。
●オープンフィッティングのメリット
穴が開いているので密閉感が軽くなり、自分の声がこもらずに聞こえる、食べ物を噛む音が不快に響かない、圧迫感がなく蒸れないなどのメリットがあります。
閉塞感がない、自然の音も聞くことができるなど魅力的なオープンフィッティングは、特に高音域が聞き取りにくいという軽度の難聴の人に適しています。
●オープンフィッティングのデメリット
穴の部分から低域を逃がしているため、音量感は弱くなります。
大きな音を出す必要のある高度難聴の方の場合は、音を漏れないように耳穴をしっかりとふさがなければならないため、オープンフィッティングは不向きといえるでしょう。
補聴器は自分に合ったものを選ぶことが大事ですね。
もしあなたが軽度の難聴で、今お使いの補聴器の閉そく感が気になるというなら、オープンフィッティングが可能な補聴器を検討してみませんか。
補聴器センターめいりょうではオープンフィッティングの試聴も可能です。
お気軽にご来店ください。
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【垂水駅前店】
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